電磁波過敏症

●H.Tさんの電磁波過敏症の鍼灸治療体験談

(H.Tさん、20代男性、初診:平成21年4月)
私は、2年前からいわゆる電磁波過敏症を患っています。パソコンを新調した途端に体に電流が流れるような、ピリピリとした感覚が最初で、それからはブラウン管テレビを見ていると頭痛やめまいがし始め、携帯電話を手に持っていると手がピリピリ、車や電車に乗ると意識が遠のくような感覚、蛍光灯の下でも同様、といったように、坂道を転げ落ちるように反応対象は拡大し、めまいの程度等の体の症状もひどくなっていきました。
一番悪い時にはパソコンを使用することなどもってのほか、そして上記諸症状からもお分かりのように、現代社会生活がまともに営めない状況となってしまい、一時は自殺も考えるようになっていました。何より辛いのは、電磁波過敏症が西洋医学では未だ補足されていない病気であるため、西洋医学の病院では「気にしすぎ」としか回答が与えられず、全く理解がされないため、有効な治療がないのではないかと感じていたことでした。
それでも治療、そして生きることをあきらめるわけにもいかず、出来る限り電磁波過敏症に関する情報を集めました。まずはカイロプラクティックを選択し、めまいの程度はある程度改善しました。しかし、半年ほど継続的に通っていましたが、電磁波に反応することそれ自体の改善はなかなか見られなくなってきました。そこで次の選択として鍼(はり) 治療を考え、平成21年4月、インターネットで見つけた太玄堂鍼灸院に行ってみることにしました。個人の鍼灸院に行くのはなんとなく怖かったのですが、福田先生の柔らかい物腰と優しい口調で、また、鍼は使い捨てを使用しているということで、私の不安は和らぎました。
私の病気は、「過緊張」によるものであると診断されました。それは、ストレスをためすぎて体のこわばりが常に緩まない状況となり、諸々の症状が現れる、その形の一つとして、私の場合は電磁波過敏症が出たとのことでした。思えば、電磁波過敏症の症状がでる3か月ほど前から、朝非常に首が凝った状態で目が覚める、首が痛すぎて夜中に目を覚ます、といった症状が出始め、電磁波過敏症にかかってからもそれは継続していました。
それから週2回で福田先生に治療してもらい、最初に変化が出始めたのは、1か月が経ったころでした。電車に乗った時の反応があることはあるのですが、その症状の程度少し軽くなったような感じがし、また、そこから回復するまでの時間が短くなったのです。
私は鍼治療への期待を高めました。それからの症状の緩和は、一定期間の停滞と前進、といったように、しばらくは症状の変わらない状況が続き、突然症状が軽くなる時が訪れることの繰り返しで、現在ではパソコンも発症前と遜色ない程度に使えるようになり、車の運転もまたできるようになりました。また今では、睡眠の質も健康な時と同じ程度にまで回復しています。
初診時に福田先生は、完全に症状がとれるまでは1年半から3年かかるとおっしゃいましたが、現在(平成22年5月時点)で、その計画通りに治療が進んでいることを実感しています。
私は福田先生と出会って東洋医学に興味を持ち始め、福田先生から直接話を伺ったり、関連書籍に目を通しました。西洋医学は病気に焦点を合わせ、東洋医学は人間に焦点を合わせる。何かの本に書いてあったのかもしれませんが、私は現在このように考えています。そしてどちらにも得意分野があり、そうでない部分があるので、両者は相互補完的に選択されていくべきだと思います。ただ、西洋医学は病気に焦点を合わせるものであるため、西洋医学で未だ捉えられていない「原因不明」の病にかかってしまった人が東洋医学という選択肢を十分に知らない場合、必要のない絶望を感じてしまうことになるのかもしれません。
私は今、以前の「日常生活」を少しずつ取り戻しており、その奪還は8割から9割にまで達しています。福田先生には大変感謝しています。これからもよろしくお願いします。

●H.Tさんへのコメント

西洋医学で原因が不明だったりして治るのが難しい病気が東洋医学で治るということは多々あります。
もちろん東洋医学でも難しいケースもありますが、東洋医学は西洋医学とは全く異なった仕方で病気にアプローチします。
東洋医学というと漢方薬と思われる方が多いと思いますが、鍼灸も漢方薬に勝るとも劣らない治療効果があります。
場合によって鍼灸のほうが漢方薬より効果があったりします。
H.Tさんの言うとおり、病気治療の選択肢の一つとして鍼灸治療がもっと認知されればと思います。
今回は体験談を書いて頂き有難う御座いました。

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