甘酒

甘酒には2つ種類があります。一つは酒粕に砂糖を加えて作ったもの、もう一つは麹から作ったものです。
最近、我が家では麹から作った甘酒がブームです。
現代では甘酒は冬の飲み物ですが、江戸時代には夏バテ防止のために夏に飲まれていたそうで、それだけ体に良いということです。
甘酒には、体のエネルギー源となるブドウ糖を始め、必須アミノ酸やパントテン酸、ビタミンB1、B2、B6、ビオチミンなど必須ビタミン類が多く含まれており、米糀(こうじ)に由来する食物繊維やオリゴ糖も豊富です。
日本醸造学界では麹菌を国菌と定めているそうです。
古来から日本では麹を日本酒、味噌、食酢、漬物、醤油、焼酎など様々に利用してきました。
そしてそれらは単に美味しいだけではなく麹の酵素やそれからつくられる様々な物質が私たちの健康を作ってくれる食品でもあります。
まさに、日本のソウルフードではないでしょうか。
秋の刈り取り前の田んぼの稲穂に大豆大の稲麹がつくことがあります。
昔はこの稲麹を豊作のしるしとしてありがたいものとされ、明治時代の頃までは麹屋さんはこの稲麹を麹の種としていたそうです。
現在は稲麹はモミを黒くさせるとして嫌われ、病気とされ、農薬が使われるようになりました。
昔は麹屋さんはその地域の種麹を使い、その土地で採れた米や麦で麹を作っていたそうです。
鍼灸もそうですが、伝統の文化や技術というものは一度失われると復活するのは大変です。
私たちの大切なたくさんの日本の伝統の文化や技術を守り、次の世代に伝えることはとても大切なことではないでしょうか。
(2011年11月掲載)

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